綱吉激怒ゲー! Wolfenstein 3D(id Software)

元祖FPSとも言えるシューティング

1992年リリースのWolfenstein 3Dは、FPSの先駆けとも言えるシューティングゲームだ。擬似的なマップ内を移動しながら撃ち合うという荒野行動グランドセフトのご先祖様的なゲーム。

敵はドイツ兵とドーベルマンとヒットラー似のサイボーグ

下図のような壁とドアだけの空間(Wolfenstein城)にたった一人で侵入し、こちらを発見して襲いかかるドイツ兵やドーベルマンを次々と虐殺して最奥部にいるヒットラー似のサイボーグ(ボス)を倒すというナチスのマーク満載でかなり不謹慎な感じの仕上がりになってますがw リリース当時とかドイツから抗議とかされなかったのかなあ?

綱吉はともかく動物愛護とかいろいろ問題ありかも?

鉄の扉が開く度、ガーとか音が出て、鉄兜をかぶったドイツ兵がドイツ語っぽい台詞とともに発砲してきたりするんですが、ドーベルマン的な番犬が遠くから走ってきてガブガブ噛みついたりもするんですね。そんで撃つとキャイ〜ンみたいな鳴き声で血しぶきとともにぶっ倒れるんですが、これがちょっとかわいそうというか笑えるというか。動物愛護的な団体からのクレームとか大丈夫だったのかと思えるような反応なので。実際すんごい数の猛犬が群れで襲ってきてマシンガンでなぎ払うなんてステージもあるんでキャインキャインキャインキャインすごい事になりますよw

自分のダメージは自分の表情から読み取れ!

自分は武器を持つ手元と顔のアイコンで表示されます。敵からダメージを受けるとその顔アイコンが苦悶の表情になったり額や口から血や汗が垂れるのがなかなかキュートでした。

さらにDOOM、Quakeと進化!

この後、世界観が悪魔とか宇宙になって背景ステージの3Dグラフィックや敵のアニメーションが進化してDOOMになり、敵も3Dになってさらにオンラインバトル要素も加わったQuakeになって、会社のマシンとオンライン環境を利用して遅くまで残業して同僚とネットワーク対戦という名の殺し合いをしたのが今となっては良い思い出w 真剣になって盛り上がって3D酔いしてお酒飲まなくても十分酩酊出来ました!

レッツプレイ!キルドッグ!!

ゲームキャラにしたくなる人々 や・ちまた(鬼海弘雄)

【中古】や・ちまた 王たちの回廊 /みすず書房/鬼海弘雄 (単行本)
created by Rinker

こおいうキャラのゲームを作りたい!!!

この写真集を書店で見て一目惚れ、即買ってずっと眺めていました。あれ?違うな、ハンバくんに教えてもらって買いに行ったのだっけ?ちょっとその辺の記憶が曖昧だがとにかく買ってからは気がつくとこの本を眺めてこおいうキャラをゲームに出したい!そればかり考えてましたっけ。

鬼海弘雄という写真家!

が浅草寺の境内に行っては味の有る濃い人たちのポートレートを撮り続けた結果がこの写真集なんですけど、まあ癖が強い!人々のオンパレードで、ただじっと眺めるだけでいろんな物語やらバックボーンやらが勝手に妄想出来てしまうという禁断の書物だったんですねw

んで沸き上がる創作意欲を押さえきれずに作ったのが

デスキャラというやさぐれたグルービジョンみたいなキャラ達でしたがw 結局ゲームにするところまでは行きませんでした。。。。

最近出た集大成

PERSONA最終章 (単行本) というのが2019/3/28に出版されたようです。価格が一万円とかなりお高いので今回は見送りですが。。。

 PERSONA最終章(筑摩書房のサイト)

 

テキストとイラストの幸せな関係 見栄講座、金魂巻(ホイチョイプロダクション、渡辺 和博)

売れてるゲームをパクれ!

よく、UIなんて売れてるゲームのパクリでいいのだ!などと仰るディレクターさんや社長さんがいらっしゃいまして、自分もそのたびにあきれ果てたり絶望したり失笑したり諦めたりするわけですが、よおく考えたらその昔、自分も同じような事をしていたと。因果は巡るというわけではないでしょうが。

まあその時は、パクるというよりもお手本にするという感じでしたね。

今だったらインスパイアされただのオマージュであるだのいろいろ言いようはあるのでしょうけどw

僕らがお手本にしたのは?

当時大学のマン研にいた僕らは、ベストセラーの見栄講座を読んでこう思いました。

イラストの分量が多くて読みやすい!

イラストがかなりマンガチックで自分たちでも描けそう!

文章がライトでふざけてて自分たちでも書けそう!

>自分たちでも書ける(描ける)んじゃね?wwwwww

一見、ビジネス書風の外観ですけど中身は結構おちゃらけてて、本ってこんなライトな感じでいいんだなあと、一気に敷居が低くなりましたね。

漫画でわかる世界史とか化学

みたいな本のお仕事をしてた固い出版者さんに見栄講座みたいな大学案内出したいな〜みたいなお話ししたら一気に皆乗り気になって慶応画報という本が出来ちゃいましたからね。

まる金、まるビというわかりやすい価値基準

この頃流行った、金魂巻という本もありました。これは人気職業を金持ち(まる金)と貧乏(まるビ)に分類してイラストで対比させて見せるというコンセプトでした。見開きの片方は普通に文章、もう片方はイラストで、イラスト内に細かい文字(キャプション)が入っているというレイアウトでした。

金魂巻

この片面全部イラストでキャプションが入ってる感じが、その時週刊誌に描いていたこんな人いるよね〜あるある的なイラストを本にするのにピッタリというわけで、思いっきりパクらせていただいたのがにっぽん人観察学という本でした。

平成から令和へ

なんて昭和の思い出にふけってたら年号が平成から令和になってしまった!

いやはや。。。